みなさんこんにちは
2018年7月5日から放送されていたテレビアニメ「BANANA FISH」を全話見終わりました。
最終回、圧倒的でした
そんなのありぃぃ？？
て感じです。
prime video にBANANA FISHが追加されており、評価が高かったので事前知識が一切ない状態で視聴を始めました。
原作は吉田秋生さんの漫画で、なんと第1巻の発売日は1986/12/15 と30年以上も前の作品です。
原作の評判もとても高いため早々に見ようと思っています。
１９８５年、ストリートキッズのボス、アッシュはニューヨークのロウアー・イースト・サイドで、胸を射たれて瀕死の男から薬物サンプルを受け取った。男は「バナナフィッシュに会え…」と言い遺して息を引き取る。ベトナム戦争で出征した際、麻薬にやられて正気を失ったままの兄グリフィンの面倒をみていた彼は、兄が時々つぶやく「バナナフィッシュ」と同じことばを聞き、興味を抱いた。殺された男を追っていたのは暗黒街のボス、ディノ・ゴルツィネ。アッシュは男と最後に接触した者としてディノに疑われる。雑誌の取材でアッシュと出会った、カメラマン助手の英二も巻き込んで事件は思わぬ展開を見せ…。 (引用: SHOGAKUKAN COMIC )
※ネタバレを含みます
アッシュが魅力的
(出展: animate Times)
やはり一番はこれですね
美しい金髪に綺麗な緑の瞳、IQは180超えという圧倒的秀才。さらに銃の腕前もよく戦闘能力も高いときた。
あまりに魅力的だが、その魅力さ故にとても辛い過去を背負っている。
まだ20歳にもなっていない10代の少年でありながら、どこか人生に対して冷めた目線を向けている。
アニメを見れば見るほどアッシュの魅力に惹かれていきます。
アッシュとエイジの関係がいい
利害を一切考えず、ただ友人としてアッシュに接してくれる英二。
英二と会話をしているときのアッシュはとても楽しそうで、時々入るコミカルなシーンには思わず見ているワイも笑みがこぼれました。
アッシュには幸せになってほしい。
この２人をどうか幸せにしてやってくれ！！
と途中から願いながら見ていました。
なんとなく、みんなハッピーで終わる気がしなかったのでそのせいもありより一層
お前ら幸せになれるんだろうな？！とそればかり気にかかった。
そして迎える最終回
バナナフィッシュ最後の衝撃
最終話、やられましたよ、ええ。
完全に油断していました。
実は、ネタバレは目にしていました。
バナナフィッシュてどんな作品なんだろうと、気になり一回ググったことがあったんですね。
ネタバレは見るつもりなかったんですが、 アッシュが死んだのが悲しい という文章を見かけてしまった。
そのこともあり、油断せずに見ていました。
いつだ、いつアッシュは死ぬんだと。
ビルでゴルツネがフォックスを倒したシーンでは、まさかアッシュも撃つのか？
とハラハラしたり、
ブランカとベンチで穏やかに話しているシーンでは、こんな穏やかな空気が流れている時こそ危ない。
誰かからいきなり狙撃されないだろうな？
と思いながら見ていました。
しかし、アニメももう終盤。
もしかしてアッシュは死なずに英二と一緒に日本に行くんじゃないか？？
そして幸せに暮らすんじゃないか？？
と頭によぎりました。
あの目にしてしまったネタバレは嘘だったのか。と。
安堵しかけていました。
仕掛けていたところで
グサッ
え、ええ？
今？？ねえ今なの？？
もう英二には会わないと決意したアッシュが、手紙を読んで心が動かされ英二の元へ走り出したところやん。
幸せへのウィニングランやん。
完全に油断するやん。
しかも、やるせないのが刺したラオもシンを守るためだったってとこ。
ラオ...シンとアッシュの戦いはなくなったんやで...
アッシュを倒す必要はなかったんだよ...
刺されたアッシュが図書館へ戻り涙を流しながら手紙を読むシーン。
思わず前のめりになり、ワイも目に涙を浮かべていました。
こんな、こんな事があってはならない！！
これからアッシュは戦いのない平和な日常を送るはずだったんだ。
こんなの報われなすぎる！！！
と思っていた、が。
机に突っ伏したアッシュの顔はとても幸せそうだった。
どこにいても心はアッシュと一緒にいるよ。という英二の言葉。
あの言葉によってアッシュは死んでも英二が一緒にいてくれるという安心感を得ることが出来た。
ずっと孤独に戦っていたアッシュが、物理的にではなく精神的に本当の意味でひとりじゃないと感じる事ができた。
間違いなくアッシュは最後幸せだった。
安らかなアッシュの寝顔を見てただ残酷なだけでなく、むしろ精神的な寂しさが消えたアッシュは幸せに逝くことができた。
とにかく衝撃を受けた最終回。
結果、やっぱりいい作品だった。
もしまだ視聴せずにこの記事を読んでいる方がいたらいたら結末を知った上でも見てほしい。
書いててまた泣けてきた。
それでは
