みなさんこんにちは

今回はワイが『なぜ小説が好きなのか・なぜ読むことをおすすめするのか』について熱く語りたいと思います。

ワイ
震えるぞハート!燃え尽きるほどヒーーーート!!

想像が無限に広げられる

小説は文字の集合体なので、動画や映画と違い人の姿や情景ががっちりときまっていません。
例えば人の説明をする時、

ぱっちりとした二重に長いまつげ、すっと通った鼻梁。真一文字に結ばれた唇は薄く、血色のいい薄桃色である。顎が細く、女優をやっていると言われればなるほど納得といった見た目である。しかし、完璧ともいえるその姿はどこか冷たさを感じさせる。

と書かれていたとすると、それぞれの言葉からそのイメージを自分の頭の中にもやもや〜と描いていく。
ある人は伊東美咲みたいな人を想像するかもしれないし、ある人は広末涼子に似た人を想像するかもしれない。全く見たことのない美人を作り上げる人もいる。

このように、イメージを無限大に膨らませることが出来る。
人の姿だけじゃなくて、声、建物、空の色、匂い。
その世界の全てを自分の中で作り上げることが出来る。自分の頭を使って色んな想像するのはとても楽しです。

自分の中に1つの世界が広がる

印象に残ったシーンが突然、その本を読んだ数年後とかに頭を過ることがある。
冬に主人公が肉まんを食べながら坂を下って下校しているシーン を、寒いなあ今日。と考えながら歩いている時に思い出すといった具合にだ。
そんなときはそのシーンをきっかけに、その物語がブワッと自分の中に広がる。小説を元に自分で想像した世界が、一気に広がる。そうすると、なんだか得した気分というか、心が広くなった気がすると言うか、親友と何も考えずに楽しく遊んでいた過去を思い出して郷愁感浸ったときのような寂しい気持ちというか、なんだかうまく言語化できない思いが沸き起こる。

そのときの感覚がまじで好き。MAJIDE。REAL。GATY。
本を読めば読むほど、自分の中に世界が広がっている感覚を感じる機会が増える。
ホラー・アクション・ファンタジー・学園ものなど、様々なジャンルの本を読めば、それだけいろんな感情をもった世界が広がる。
だからこそ本にハマって、沢山読んでしまう。

例えば『狼と香辛料』のゆったりとした世界観は今も心のどこかに残っていて、時々思い出しては最高だったな。となります。いや、ホント最高です。

おわり

もちろん、読んでいる最中もおもしれえ!と感じながら読んでいますが、小説は即効性・遅効性両方の性質を持った楽しみ方が出来ると思っています。

即効性は、ハラハラドキドキしながら読んでいるあの瞬間。
遅効性は、今回話したような、ある日ふと内容を思い出して世界が広がったような感覚になる時。

これからもどんどん本を楽しく読んで、楽しい世界を広げていきます。
みなさんも是非小説を読んで自分の中に世界を広げていきましょう。

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